令和元(2019)年5月31日(金)福祉文化会館(オークシアター)302号で茨木市人権啓発推進協議会の総会終了後、午後2時30分から講師に岩崎順子さんをお招きし、「認知症の向こう側にある心」~おじいちゃんから孫に伝えてくれたもの~と題して、人権センター主催の人権講演会を開催しました。
会場はほぼ満席状態。
講師の岩崎さんは優しく、輝くような笑顔で、方言やユーモアを交えながら「認知症の場合、本人の姿や行動、言動がすっかり変わってしまう。姿は変わっても病気の向こう側には元気な頃と変わることのないその方の心が存在します。
病気の向こう側にある心をみていくこと」とお話されました。
参加された方々からは、「何度も泣きそうになりました。
どんな時も、大事な人の心に寄り添える人になりたい。」
「ふるさとや家族のことを思いながら聞きました。」など、多くの感想をいただきました。



神戸・元町商店街のミニシアター『元町映画館』さんのページに2018年にUPしてくれていました
『四万十 いのちの仕舞い』岩崎順子さん×溝渕雅幸監督トーク開催しました
『四万十 いのちの仕舞い』2/16(金)上映終了後、「ガンが病気じゃなくなったとき」(青海社)の著者である岩崎順子さんと溝渕雅幸監督のトークを開催しました。
岩崎さんは23年前、肺がんだったご主人を自宅で看取られました。
当時、在宅医療専門医や訪問看護などは無く、制度も整わない中で、痛みのあるがん患者を自宅で看ることは大変でした。
3人のお子さんがまだ小さいときのことで、その大変さは想像が届かないほどです。
5年後の生存率は10人のうち2~3人と医師に告げられたとき、ご主人は「そんなに生きられる可能性があるのか」と言うほどに前向きな性格の方でした。ところががんに伴う痛みが増すごとに冷静な自分を維持することが難しくなったそうです。ある日友人のお坊さんに夫婦で話しに行くと、ご主人が今できることを2つ教えられました。ひとつは〈周囲の人たちに信頼を残すこと〉、もうひとつは〈子どもたちに生きた姿を残すこと〉。その言葉を聞いて、自宅での最期をご夫婦で選ばれました。
今日できたことが明日にはできない、そんなことの連続の日々で、「先が見えない」ことが何より不安だったと岩崎さんは言います。
60kg台だった体重も最期には30kg台となり、お子さんたちも徐々に弱りゆく父親の姿を目にしながらの生活でした。
最初こそお子さんたちに動揺がありましたが、近所に住む岩崎さんのお姉さんの励ましもあって、父親の頑張る姿を応援するようになったのだそうです。
がんに出会ったことで、歩くこと、お風呂に入ること、特別に思ったことなど一度もなかった日常のひとつひとつが「“当たり前”ではないんだな」と気づいたと岩崎さん。
95年の阪神淡路大震災の死者は6500人弱(関連死は含まず)、これは甚大な被害ですが、その年の日本の全死者数は92万人でした。
多くの死は普段身の回りにあるはずなのに、そこに全然気づかない。“人々の意識にのぼらない死”の圧倒的な数を目の当たりにして、怖いと感じたと溝渕監督は言います。
そのことが現在のような作品を作るきっかけになりました。
最初は亡くなった父親に近づけずにいた小さなお子さんたちが父親の躯を触っているうちにだんだん寄り添ったりお腹の上に乗ったりと、生前と同じように父親と遊び始めた姿を見て、子どもたちも“死”を間近で体験できて良かったと岩崎さんは話します。
“良い仕舞い”は命のバトンを次の世代に繋げていると感じると溝渕監督。死は生と表裏一体。
今ある生は死に支えられていると言っても良いのかもしれません。

2019年度 泉南市 市民フォーラム
11月16日(土)14時~15時30分
人生会議 APC アドバンス・ケア・プランニング
岩崎順子
泉南市立文化ホール 大ホール
500名
泉南市役所 長寿社会推進課 0724838254
主催 泉南市 泉南市地域包括支援センター 泉佐野泉南医師会

泉南市の皆様、ありがとうございました
人生会議というテーマでの市民フォーラム
泉南市の方々の取り組み、姿勢が伝わってくる一日でした
市長さんが、最後までずっと聴いてくださいました
お忙しい中、ありがとうございました
アンケート結果をいただきました
・死にたくて仕方がないけど、「生かされている」事を大事にしていきたいと思えた。
・聞き入ってしまった、ありがとう。
・身に染みるお話でした。
・体験に勝るものはないと思う。素晴らしいお話しを聞けて良かったです。自分とかさなったところもあり、自分の最期を考えてみたいと思えました。
・今までで一番良かった。最高に良かった。
・涙がとまりませんでした。
・人と人とのつながりの大切な事がわかりました。
・話が現実的で心に染みました。来てよかった、ありがとう。
・自分の命は生かされている。
・生きているだけでどんなに幸せなのか感じた。
・トークがぶれずに筋が通っていた。
・「人生会議」が全て。
・Drや専門職と利用者、看取る介護者、患者、それぞれの生活があり、人と人であること、大切な方の命であることを、体験から語って頂けたと思います。主観に捉われず支援していきたいと思います。
・とても良かったです。ありがとう。
・今、夫の介護をしているので、接し方等、大変参考になりました。
・人生を考える事が良かった。
・経験談で良かった。
・体験からのお話しが身にしみました。
・年配者の私でも聞きやすかった。
・とても身近で心に残る思いです、感謝です。
・病気に対して家族の関わり方の様子が参考になりました
・「生かされている」その一言。
・人の死を深く考える事が出来ました。
・またお聞きしたいと思いました。またご縁をいただきたい。
・何度もお話しを聞いていますが、毎回新しい気持ちで大切な人の事を振り返る事が出来ます。
・人生会議という題名に興味があった。
・仕事の一環で参加しましたが、仕事を超えて心揺さぶられる思いで聞かせてもらえました。
・大変な体験をわかりやすくお話し下さいました。
・以前お話しを聞かせて頂いた事がありますが、再び聞かせて頂けて良かったです。
・生きるとは生かされている。
・病気で亡くなった父親の事を思い出しました。
・先生の話は3回目です。ありがとうございます。

下記は参加してくれた方が、それぞれに個人でFBに写真と一緒にアップしてくださったものです
11月30日は看取りの日 「人生会議の日」です。
本日 泉南市立文化ホールにて 講師に岩崎順子さんをお迎えし、カフェでコーヒーを飲む感じでとおっしゃりながら自身の体験を語って頂きました。
人生の最終段階における医療・ケアについて、真剣に考える必要があると感じました。
生きていたら 色んな事がある
優しさは悲しみから生まれる
気持ちが変われば景色が変わる
辛い人に頑張れとは言えない
人は生きているんじゃなく 生かされている等
沢山の言葉に 気づかされる事が多くあり時々涙しました。
やはり、自分らしく生きたいですね。
竹中市長が挨拶から最後まで出席されていらっしゃった事に 岩崎さんは素晴らしい市長だとおっしゃっていました。
素晴らしいお話 有難う御座いました。
心にしみるかけがえのない時間を共有させていただきました✨泉南市までありがとう‼️


から、ひとり一人の感想、メッセージを可愛いテープで張り付けてくれたファイルと手紙が届きました😃🍀✨





アミューの方たち、そしてフラを踊るステラ(岩崎勝代さん)のお写真もupしておきます
🌹アミューさんののHPです😃✨
自己肯定力や強みにフォーカスについて書いておられます
https://amyu.or.jp/…
🍀アミューのFBページ
https://www.facebook.com/amyu0501/?tn-str=k*F